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消えた年金 救済まだ1%弱 第三者委あいまい審査難航・・

 投稿者:坂本竜太郎  投稿日:2007年10月 8日(月)05時50分1秒
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  消えた年金 救済まだ1%弱 第三者委あいまい審査難航・・

重大な不祥事が多発している社保庁だが、現在、分かっているだけでも 6千万件余もの記録がいまだに中に浮いたまま、
確認さえもできていない。

年金記録が消えてしまった国民を救済するための総務省の「年金記録確認第三者委員会」に申し立てた約 1万6000人のうち、
記録回復に結びついたのは、たったの190人 [ 9月28日現在 ] にとどまっていることが7日に分かった。

来年3月までに終えなければならないが、審査受け付けからすでに 『 2カ月半 』 経つが、たった 『 1%弱 』 しか国民が救済
されていない。第三者委が認定基準をあいまいにしたため、逆に「証拠」の収集に手間取っているようだ。

総務省はスタッフ増などの対策に乗り出したが思うような効果はまったく上がってもいない。

第三者委の審査は7月17日から全国の社会保険事務所で受け付けが始まり9月30日時点で 1万5976人 [ 厚生年金 6337人、
国民年金 9639人 ] が次々と申し立てている。

昨年8月から今年6月までの社会保険庁の年金特別相談で、記録の全部もしくは一部が確認できなかった国民は、
計 3万5786人にも上り、新規に申し立てをする国民は、今後さらに急増していく見通しだ。

しかも受け付け後の審査が極めて難航し、社会保険事務所で受け付けた申し立ては、まずは社保庁で記録の確認をした後に、
地区ごとの地方第三者委に引き渡される。

これまでに引き渡されたのが、まだ約 6300件で申し立てのまだ4割程度だ。今後はさらに難しくなる。
しかも引き渡された後に最終的な記録回復の可否が判断されたのは中央、地方両第三者委を合わせてたった202件のみだ。

このうちの 12人が記録の回復を認められなかったとしている。
審査が遅れている要因は、認定基準が「申し立て内容が明らかに不合理ではなく、一応確からしい」などとあいまいなこと。

どれだけ状況証拠を集めれば記録回復が認められるのか不確かなため、先例の積み重ねで判断することになるが、
「その状況証拠を集めるスタッフが不足している」[第三者委関係者]などといってはいる。

しかも判断が難しいのは記録回復を認めないケース。認定基準では「裏付けが全くなくても性善説に立ち、本人の人柄や態度を見て
総合的に判断する」などとしたため、「制度上、保険料を支払うことができない場合などを除き、なかなか申し立てを却下することが
できない」[第三者委関係者]といったあいまいな事態に陥っているのだ。

スタッフ不足を解消するため第三者委は中央委で70人、地方委で400人の増員を計画し、すでに社会保険労務士などの募集を
開始した。申し立て件数の多い都市部の地方委の中には、小委員会を複数設置して審議の迅速化を目指すところもある。

第三者委は「だいぶ先例が積み重なったので、これからはスムーズに審査できるはずだ」というが、約 1万6000件の審査は完了の
めどは、まったく立っておらず総務省幹部は「1件1件処理していくしかない・・」として殆どあきらめ顔だ。

戦後のあいまいな自民党政治はこれで完全に崩壊する。
 

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