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>兵庫県立西はりま天文台公園 (兵庫県佐用郡)
アイザック・ニュートンはイギリスのリンカーン州ウルスソープの小農家に生まれました。ケンブリッジ大学に学び、卒業後も研究室に残って研究を続けていました。しかし、1665年にペストの大流行がおこり、それを逃れて故郷に帰り、1年半ほどの間、田舎の静かな環境の中で思索と研究に励みました。この間にリンゴの実が木から落ちるのを見たことが、「万有引力の法則」の発見につながったと言い伝えられています。その当時のリンゴの木は1814年に枯れましたが、枯れる前に接ぎ木で増やされ、その木は現在、生家の庭で大木となっているそうです。イギリスではこれをニュートンピピン(NewtonPippin)と呼び、偉大な科学者ニュートンをしのぶよすがとなっています。
このリンゴの木が渡来したのは1964年、当時のイギリス国立物理学研究所長ゴードン・サザランド卿より、日本学士院長柴田雄治博士のもとへ1本の接ぎ木苗が、プレゼントとして送られて来ました。しかしその苗木は、Apple Chlaratic Leaf Spot Virus というウイルスに犯されている疑いがあったため、隔離・検査され、あぶなく消却処分される所でした。しかし、「この人類の文化遺産ともいえる貴重な苗を処分する事はできない。」という願いから、専門家による長年の根気強い研究・治療が行われました。その治療が終わり東京大学小石川植物園に植樹、一般公開されたのが、ようやく1981年のことです。 (この間、誰よりもこの木の晴れ姿を心待ちにしておられた柴田雄治博士はこの知らせを待つことなく1980年に他界されています。)
1999年2月17日、当公園は、東京大学付属植物園より「ニュートンのリンゴの穂木」の分譲を受けました。「ニュートンの科学する心を伝えるのにふさわしい場所」として、また、壮大な宇宙のドラマを多くの人々に紹介する「宇宙への扉」の一つとして。 その後、地元佐用高等学校農業科の先生・生徒の皆さんの全面的なご指導・ご協力による「接ぎ木・育成作業」、「植樹場所の土壌改良作業」を経て、2000年3月10日、公園内に12本の植樹を行いました。
http://www.nhao.go.jp/school/Newton.html
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